スマートフォンから簡単に資産運用が行える時代、積み立てNISAやiDeCo を活用してお得に投資を行っている人が増えています。
若い世代でもお金の増やし方やスキルを身につけたいという意見も多く、投資を始めようとする意識の高まりを感じます。
こんな時代だからこそ、キャリアだけでなく、自分のお金もしっかりマネジメントする力を磨くべきです。
投資の始めるにあたり気をつけることをわかりやすく解説します。
目次
■投資初心者の心得とポイントとは？
最初に資産運用は直ぐに利益が出るモノではありません。
まずは、投資を始める前に投資は利益が出るまでには時間がかかることを忘れてはいけません。
ポイント①投資ですぐに利益を出そうと焦らないこと
株式投資で利益を出そうと思うと短期的な値動きが気になってしまいます。
目的が売買になってしまうのは要注意です。目的は売買することではなく、資産形成。短期で利益を出すより、じっくり、少しずつ積み上げていく姿勢で臨みましょう。
ポイント②その商品のリスクを理解してから投資をすること
景気が上向きそうだと株価が上がる、円安が進むと外貨預金で為替差益が出るなど、「何が」「どうなると」値段が動くのかを理解することも大切です。
投資で利益をあげるためには勉強が大切です。
ポイント③自分にとって始めやすく続けやすい投資対象を選ぶこと
株式投資には向き不向きがあります。もちろんFX もそうです。
また、投資方法も短期トレードに向いてる人、長期的な投資に向いている人、様々です。
まずは一つの商品を買ってみる、複数の商品を組み合わせて買うなど、自分がやりやすい方法で始めてみましょう。
ポイント④一度に金融商品を購入しないこと
まとまった金額を一度につぎ込むのはいけません。
投資では安いときに買って高いときに売れば利益が出る。ただしタイミングを計るのは至難の業です。
一度にまとまった額を投資すると、高値でまとめ買いすることにもなりかねないので絶対に避けて下さい。
また、投資対象が決まっていて同じモノを買うときでも時間をわけて投資をすることが良いと思います。
ポイント⑤投資はあくまで余裕資金の範囲内で行うこと
投資は預金と違って元本保証するものではありません。
したがって絶対に減っては困るお金、数年以内に使う予定のお金を投資に回すのはNGと心得ましょう。
一時的に減ってもじっくりと値上がりを待てる、余裕資金で投資を行うことです。
ポイント⑥わからないモノには投資をしないこと
よく、人にすすめられるがままに不動産がよいからと投資を行う人や仮想通貨が儲かるからと投資をする人がいますが、どんな商品でも人任せに投資をすると必ず失敗します。
必ず自分自身で調べてから投資を行って下さい。自分で調べないでリスクを把握しない投資は、大変危険です。
自分がわからないモノや興味のない金融商品は絶対購入しないことです。
■投資初心者の投資タイミングは？
初心者だから勉強してからお金を貯めてから？
投資はいつ始めてもいいと思います。
投資を始めようと思った時が買いのタイミングです。
よく言われる言葉ですが、経済大国アメリカのインデックスファンドは、過去20年間保有していた人はどこで購入しても儲かっています。
てすから、投資をするのは早ければ、早いほど有利です。また、投資の練習や勉強も始めるなら早ければ早いほど有利です。
■歴史は繰り返し起こる
株価などは上げ下げを繰り返していくものです。
若いうちに始めれば、株価上昇の局面に遭う機会も多く得られます。
口座を開設していなければ良いトレンドに乗ることもできません。
ですから、今から始めて経験を積んでいくことを強くおすすめします。
■投資初心者だかこそ貯金は必要なし
現金を手元に残すことは大切です。
しかし、これからの将来のために貯金をするという考えはナンセンスです。
何故なら?
〇投資はインフレに強い
物価が上がると預金だけでは資産が目減りしてしまいます。
日銀が掲げる2％の物価上昇が実現した場合、年2％以上の利回りでお金をふやさないと、お金の実質的価値が目減りすることになります。
現状の預金では年利2％以上でお金を回すことは不可能です。円に対してのリスクヘッジが大切になります。
日本はこれからインフレに突入していきます。その時に資産を円だけで持っているよりは株式や外貨、ビットコインに移動することでヘッジになります。
■投資初心者は積み立てNISAやNISA口座を活用しょう
NISAなど、投資を始めやすい環境が整ってきています。
国が税金を優遇するNISAで投資を促進しているほか、金融機関も少額から投資がしやすいようにサービスを拡充しています。
投資の初心者でも始めやすい環境が整ってきています。
まずは手数料の安いネット証券にNISA口座を開設しよう。
■投資の初心者は何から始めるべき
初心者は株式、FX、投資信託、何に投資すれば良いのでしょうか？
答えは、投資先の特徴とリスク度をチェックしましょう。金融商品の購入はリスクが必ずかかります。
そして、自分に合うものを選んでとりあえず少額から始めることが大切です。
投資商品は、いわばお金をふやすための「道具」です。
投資のビギナーは安全性の高い商品から始めてはどうでしょうか？そして、投資に慣れたらステップアップを考えていきましょう。
投資はいつからでも今からでも始められます。とりあえず始めてみることです。
仮に投資で損をしてもそのリスクはこれからの財産になります。少額から投資を始めましょう。
■初心者が失敗しない投資は「分散投資」が基本
全資産を一気に特定の商品に投資した場合、その商品が大きく値下がりすると大変なことになります。
いくつもの金融資産を保有することでリスクヘッジに繋がります。
■時期や時間も分散して投資することもオススメ
投資する資金をすべて一気にまとめて投資すると、タイミングによっては高値づかみになってしまう危険があります。
時期や時間を分ければ、時には安く買えることもあるなど、高値で多く買う失敗を避けることができます。
■地域を分散為替のリスクを分散する
国によって経済の状況は異なります。日本の株価は下がっても米国の株価は上がるということもあります。
国内だけでなく海外にも投資をすることでリスクを回避することができます。海外は先進国のほかに新興国も加えるのが理想です。
■投資対象を分散させること
投資のビギナーは最初から投資対象を分散させるのは難しいと思います。
しかし、理想は投資対象も分散させて欲しい。投資といえば代表的なものは株式と債券です。株価が上がれば債券は下がるなど、両者は異なる動きをします。
両方持てば、株のマイナスを債券が補うなどの効果も期待できます。商品先物やFX も異なる動きをします。不動産は景気に左右されます。
■金額を分散する
手元に現金を残すことも大切です。
私は貯金はおすすめしませんが、資産のうち、すぐに使うお金と投資に回すお金を分けることです。
数年以内に使うことが決まっているお金などは投資でなく預貯金やMMFに預け入れましょう。
それ以外のお金を投資に回すなど、資産を分散させることも大切です。
■終わりに
今は、投資は誰でも簡単に少額から行えます。
初心者だから手を出してはいけないというモノ、ハードルがなくなってきています。
しかし、ビットコインの投資で損をした人は殆が投資の初心者だと聞いています。
また、今まで投資経験がなく、投資はビットコインからという人もいます。
元々FXのトレードや株式の短期売買をしていた人はビットコインの狂乱で損をしなかった人が多いのは経験からだと言えます。
それは今までのトレード経験から上がり方が異常だと察知した、もしくは早く確定に及んだことそれが経験です。
先ずはリスクの少ないモノを選び投資を始めて投資になれることこれが大切なことです。
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