FXって何だろうと検索エンジンで検索すると「FX 怖い」「FX 9割負ける」「FX 大損」などネガティブな検索も多々見られます。私もやり始めの頃は負けましたし、怖いとも思いました。
しかし、今はトータルで負けるとも思えませんし、怖くもありません。いったい何が変わったのだろうと考えるとやはり勉強と経験によって負けにくい手法を確立してきました。
負けがあっての勝ちにつながるのは確かですが、せっかくやり始めるのであれば、大損は正直さけたいですよね？簡単にできる対処法をみていきます
強制ロスカットによる失敗
FXではエントリーしてポジションを持った後、思う方向に進めばどんどん利益が出ますが、違う方向に進むと含み損を抱えてしまいます。またFXは証拠金での取引ですので、少額でも多額の取引が出来ます。口座に入っている証拠金に対して含み損が大きくなりすぎると、損失が拡大するのを避けるために強制的にポジションを決済します。これが強制ロスカットです。
この原因として
- ロット数が多すぎる
- 口座に少額しか入れていない
- ポジションを持ちすぎる
とだいたいこういう事が原因となっています。
ロット数が多すぎる
ロット数とは多ければ多いほど通貨をたくさん買うことになりますので、為替相場が大きく動けばその分マイナスになります。初心者の方はロット数と動く値幅の関係を理解するまでは最小ロットで取引をすることが肝心です。
「ドル円が1ロット(1000通貨)で10pips動いたら100円」のようにまずは試して確認しましょう。これはデモトレードなどでもできますので、ノーリスクで学べますね。
口座に少額しか入れていない
このケースは少ないかもしれませんが、少額で取引ができるからといって少額しか入れなければロスカットされてしまいます。なぜかと言えばロスカットの計算式を確認してください。
ロスカットに使われる計算式には「証拠金維持率」を使います。その中に「口座資産」もあります。ここが少ないとロスカットされやすいのです。
証拠金維持率＝預かり評価残高÷取引証拠金×100
※預かり評価残高・・・口座資産－ポジション評価損益
※取引証拠金・・・ポジションを持つのに必要な証拠金
ポジションを持ちすぎる
これはFX初心者にはいまいちピンと来ないかもしれませんが、メンタルの部分です。
FXの取引はイメージでは買って売って、売って買ってをどんどん繰り返し利益をだしていくと考えるでしょうが、半分正解半分間違いです。
確かに取引を繰り返すのですが、「待つ」の作業が抜けています。そうなんです、FXは勝てる条件が揃うまで待つ、売って買う。条件が揃うまで待つ、売って買う。
なんだ待つだけかと思うかもしれませんが、取引をしたいやり始めに待つことができず、中途半端なところでエントリーを繰り返し勝てない条件のもとたくさんのポジションを抱えてしまうのです。「さっき入ったポジションがマイナスになってるから、もう一つ新しく持とう」と焦ってどんどんポジションを持ってしまいます。通称「ポジポジ病」です。
そうならないためにも、慣れるまではポジションは1つまでと決めて取引するのが良いでしょう。
ほかにも様々な理由がありますが今日はここまで。充実したFXライフを過ごしましょう。
