FXのトレード種類の中でも人気の高い手法の『デイトレード』。1日のうちで取引を終えることができ、スマホのアプリや家でパソコンを使って24時間いつでもできるので、サラリーマンや主婦の方の副業としても人気のあるトレード手法です。
人気はありますが、やっている人が全員勝っているのかというとそんなことはありません。トータルで勝っている人の共通点は何なのか?私が見てきた勝ち組の共通点を解説していきます。
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デイトレードのメリット・デメリット
まずはデイトレードのメリット・デメリット。その中にも負けてしまう理由が隠されています。
メリット
- 勝ち続けていると資産が大きく増える。
→デイトレードは中期、長期のトレードに比べて取引回数が多い分コツコツ利益を積み重ねればどんどんお金が増えます。
- 相場のテクニカル分析がじっくりできる。
→数秒~数分で取引を終えるスキャルピングよりも根拠に基づいた分析による取引が可能です。
- ポジションを全て手じまいして寝れる。
→これが精神的には一番のメリットです。やり始めのころはポジションを持ったまま寝るのは、気になって寝れません!
寝ている間に相場が大きく動くことも気にしなくていいので、安心です。
デメリット
- ポジションを持ったらチャートをこまめに見なければならない。
→メリットにもありますがポジションを手じまいするまでは相場の変動を確認しなければなりません。
- 中期・長期トレードに比べダマシが多い。
→デイトレードは分足や時間足で分析した取引になります。日足、週足、月足と比較すると予想の反対の方向へ動くことは多いです。
- トレンドが出なければトレードはできない。
→保ち合いのボックス相場では上級者でも勝率を上げることは難しいです。上昇か下降のトレンドが出たときに勝負することが必要です。
FXデイトレードで勝つための3つのコツ
デメリットには負ける理由が隠されています。その負ける理由を改善することで負けにくい(負けても損失が小さい)トレード手法が完成するのです。
- トレンドが出るまでエントリーしない!
ポジションを持ちたいと強く思い、常にポジションを持っていないと落ち着かない「ポジション持ちたい病」。この状態でいる間は勝ち組には入れません。エントリーする際はサポートラインかレジスタンスラインをブレイクしてエントリーができれば勝率は上がります。またブレイクするということはレンジ相場から上昇トレンドか下降トレンドに入ることを意味します。ダマシもレンジ相場に比べ減ることから負けにくくなるのです。
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- 指値・逆指値を始めから入れてしまおう!
指値・逆指値を同時に入れる注文方法をOCO注文と言います。エントリーした後に指値・逆指値を入れてしまえばチャートをこまめに見る必要はありません。スマホやパソコンに張り付いて決済することは悪いことではありませんが、長時間何回も見るような取引が嫌という場合は入れておきましょう。
- 自分の決めた取引ルールを必ず守る!
これがトータルで勝つために最も重要なことです。取引ルールを決めたらそれを守る。守って負けたのならそれも良し。次の勝ちのための負けと言えます。しかし、なんとなくでエントリーから決済として負けた場合、これは負け組の典型。
自分の勝てる相場、勝ちやすい時間帯、動きが読みやすい通貨など試行錯誤を繰り返し、トータルで勝てるロジックにたどり着きましょう。資金や取引できる時間帯は様々です。自分のライフスタイルに合うデイトレード手法を作り上げてください。
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