FXの注文をする上でまず覚えておいてほしい基礎ワードが3つあります。
- エントリー
- ポジション
- 決済
この3つの用語を知らないでFXをするのは不可能ですので、しっかり理解していきましょう。
為替市場に参加するエントリー
まず最初はエントリーです。
エントリーは英語で「entry」。
entryとは
主な意味
入ること、入場、加入、入会、出場、入場権、入り口、(特に)玄関、記入、登録出典:weblio
エントリーすることでFX取引のスタートとなります。FXでの取引は通貨を「買う」ならば「売る」、「売る」ならば「買う」という一連の流れで取引が終了します。「買った」通貨は最終的に「売る」ことでそこに差益が発生し利益にもなれば損失にもなります。
例えば、外為オンラインのサイトを例に出します。
上記のように通貨の組み合わせが一番上にあり、その下の左側に「売(bid)」、右側に「買(ask)」と書かれたボタンがあります。相場が下降しそうだなと思えば「売」のボタンをクリックでエントリー、上昇しそうだなと思えば「買」のボタンをクリックでエントリー。
ボタンをクリックするだけで通貨を買ったり売ったりして簡単にエントリーができます。
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ポジションを持つとは?
エントリーをして注文をしたら通貨を持っている状態、つまり「ポジションを持つ」状態になります。
「買い」で入ったポジションのことをロングポジション、「売り」で入ったポジションをのことをショートポジションと一般的に呼びます。
また、ポジションにいてよく出てくる言葉が「含み益」「含み損」です。ポジションを持った状態で予想通りの方向にどんどん進むと含み益が出ますね。例えば買いポジションで買った通貨がどんどん値上がりしていけば「含み益」が増えていく状態になります。安く買って高く売ることができています。
逆に買いポジションで買った通貨がどんどん値下がりしていけば「含み損」が増えていく状態になります。この状態がFXにおいてのリスク管理という部分に繋がります。あまり多くの含み損が出そうであればサポートラインやレジスタンスラインを越えたところで、損切がベターです。
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トレードを終える決済
最後に決済です。その名の通りエントリーして持ったポジションを手仕舞うことです。
ロングポジション(買いポジション)であれば売って損益を確定させ、ショートポジション(売りポジション)であれば買って損益を確定させます。
ロングポジションなら、買ったときより値上がりしたら利益、値下がりすれば損失。ショートポジションなら、売ったときより値上がりしたら損失、値下がりすれば利益となります。
以上が「エントリー」「ポジション」「決済」の取引が完了するまでの流れとなります。しっかり覚えて実際に取引する際には、「今エントリー、決済した」「今はポジションを持っている」と確認してみましょう。
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