FXでトレードをする上で、ルール作りをするにはテクニカル分析が必要です。
テクニカル分析を行うツールにもさまざまありますが、基本的な考え方は同じで上がるか下がるかを予測する材料にする素材と思ってください。
テクニカル分析ツールの中でも人気の高い手法が「移動平均線」を使うものになります。FXに限らず、株や仮想通貨、金などさまざまな金融商品の動きとらえるのに使われます。
移動平均線とは?
移動平均線は英語で、「moving average line」とも呼ばれ、略してMAとも呼ばれます。
人気が高く、世界中で使われる移動平均線は、ある期間の価格の平均値を計算して、その値を線で結んだものになります。ですので、過去のデータから今の流れや今後どのような価格で推移するのかを予測するのに役立つツールになります。
1分足のチャートから時間足、日足、月足など過去のデータも数日、数週間、数か月間と平均値を出して出していますので、どのチャートにも使うことができます。当然、日足や月足などの方が、過去のデータを多く平均値化していますので、より予想は的確なものになります。
移動平均線の設定
移動平均線には短期線、中期線、長期線と主に3本の線の組み合わせで使うことが多いです。短期線ほど平均値にするデータが少なく動きが激しく、長期線ほど多くのデータを平均化しているので、緩やかな線となります。
こんな感じです。
また移動平均線は任意に変更することができます。一般的には平日の月曜から金曜が取引されるので、短期線を5日。中期線を1か月程度のデータより、20日や25日に、約3か月の平均をとって長期線を75日にすることが多いです。
私も移動平均線は短期・中期・長期の順に5日・25日・75日と設定しています。
中期・長期トレードでは200日の設定が人気
また中期・長期のトレードの際には長期線を200日に設定するのも人気です。
というのも土日の休みを除いた1年間のトレード日数がおよそ200日であることからです。FXの取引も土日の休み明けの月曜日は様子見で値動きも小さいことが多く、流れがつかめた週中から週末の方が値動きが大きくなります。
FXと言っても、トレードをする相手は機械ではありません。人間です。あくまで世界中の誰かが買ったり売ったりすることで為替の値動きが起こるのです。その誰かが今買いたい、今売りたいと思って、売買をやっているので、世界中でポピュラーな移動平均線は必ず押さえてほしいテクニカル分析ツールと言えます。
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