副業やお小遣い稼ぎとしても簡単に始めることのできるFX。簡単に始めることができるからこそ勉強やデモトレードを使った手法の確立など後回しになりがちかと思います。
勝ち続けるトレーダーになるためには、まず第一に勉強です。利益を出し、安定した勝率を確保するために最低限の必要な知識や考え方を身につけたいものです。良本を2~3冊読んで、少額でのトレードで知識を身に付けていければ十分です。
のちのち深い理解や知識はつけていけば良いのです。
しかしながら初心者にありがちな大損は避けたい。今回は勝ち続けるトレーダーになるための資金管理について解説していきます。
FXの資金管理が大事なわけとは?
FXを始めたばかりの初心者の方はまず口座開設、エントリーや決済で注文をしてみる。これでやり方が分かったから、どんどん取引をしようとなります。
そして、ビギナーズラックで勝ったのちに大きな勝負に出てしまい、持ったポジションの損失がどんどん増えていくのを眺めて、最後はロスカットされます。これがまさに私の通った道なんです!
このようになぜロスカットされるのかというと資金管理ができていないからなのです。資金管理ができていなければ、大損することもあるし、次回以降の取引の資金も極端に少なくなり、たった1回の取引がマーケット退場の大損になるでしょう。
資金管理こそが為替相場で勝ち続け、生き抜く不可欠な方法です。上手な負け方を知ることはとても重要なのです!
資金管理とはストップをどこに置くかを決めること
資金管理とは自分で被ることのできる損失を把握することです。FXで100%の勝率など、どんなトレーダーもすることは成し遂げることはできません。自分の口座に入っている何%の損失なら次からの取引も確実にできるのか。
とても厳しいFXの世界で生きていくためには、ストップ注文(損切り)をどこに置くのかを決めてください。逆指値を入れない注文は絶対にしてはいけません。
資金管理の具体的な数値として資金の0.1%~10%くらいが損切のラインと私は考えます。もちろん取引の頻度や持つポジションの数に応じて人それぞれであるのは間違いありません。
初心者にはまず1トレードで0.1%~0.5%の損失までと決めてトレードするとよいでしょう。0.1%の場合、10万円であれば1000円の損失までOKと。
そうすれば次の取引は9万9000円からでき、ロット数も同じか少し減らす程度で取引が可能となります。
FXの世界で勝ち続けるためには、きちっと資金管理をして、上手な負け方をするのが非常に重要です。