FXでポジションを持って、方向が予想通りになった場合、次の悩みポイントは「いつ売るのか」ということ。早すぎても遅すぎても利益は小さくなってしまいます。
下手なところで決済すると、プラスだったポジションもマイナスとなり利益が損失となってしまうことも少なくありません。
FXの取引でよく「頭と尻尾はくれてやれ」と言うことがありますが、一番のタイミングでなくても、きっちり利益を取っていける決済ポイントを決めましょう!
目次
売るタイミングは自分ルールの見せ所。ライントレードで天井・底値で決済する
売るタイミングとして「買い」でエントリーした場合、天井で決済。「売り」で入った場合は底値で買い戻すのがベストです。
しかし、それが簡単にできないのも事実。
1つ目の決済ポイントはライントレードです。買いでエントリーした場合、上昇していき、レジスタンスラインに近づいてきます。そのレジスタンスラインに触れるタイミングで決済というのが一つの方法です。
また売りで入った場合の決済ポイントはサポートラインです。売りで入ったポジションがどんどん下降していき、サポートラインに触れるタイミングで決済します。
この手法であれば、トレンドが続かない限りベストの決済方法と言えます。
売るタイミングは自分ルールの見せ所。オシレーター系でトレンドの反転前に決済する
細かいトレードであればサポートライン・レジスタンスラインに触れるタイミングで決済するので問題ないですが、ラインを抜けてさらに上昇するなんてことはよくあります。
もう少しポジションを持っていればまだまだ利益を伸ばせたのに。と悔やむことも多々あります。
利益確定ポイントの2つ目はオシレーター系で判断する方法です。例えばRSIを使います。RSIは価格が上がる力が強いか、下がる力が強いかを示します。50を真ん中に100に近ければ買われすぎ、0に近ければ売られすぎです。
100に近い状態が続けば「買われすぎ」ですので、徐々に売りが入りやすくなり、価格が落ちてきます。ですので買いで入った場合、RSIが100に近づけば決済するとルールを決めておけば問題ないです。
逆に0に近い状態なら「売られすぎ」ですので、買いが入り価格の上昇が起こります。売りで入った場合、RSIが0に近づけば決済とすれば利益確定のタイミングとして悪くないでしょう。
売るタイミングは自分ルールの見せ所。利益と損失の割合から決めておく。
テクニカル分析での決済も重要ですが、どうしてもダマしが出てしまい決済がうまくいかないときにはリスクリワードレシオでの決済を決めておくのもいい方法です。
利益と損失の割合を3:1など決めておいて利益が30pips、損失は10pipsとするのも決済を決める基準とできます。この場合は勝率とリスクリワードレシオの比率を考えておく必要があります。
10回取引をして5勝5敗のトレード手法であれば3:1で十分に勝てます。しかし利益20pips、損失20pipsの取引であれば、勝率が50%より高い手法が必須となります。
以上の3つの方法はごく一部ですが、トレード方法のヒントになれば幸いです。